アルミブロック恒温槽 CoolThermoUnit CTU-Nについて

「プログラム機能の使い方について」

Q.

CTU-Nのプログラム機能を使ってLAMP法による増幅反応を行う場合、温度と時間をどのように入力すればよいのでしょうか。

A.

LAMP法の一般的な反応条件(下記)を例にしてご説明します。
65℃・1時間(増幅反応) → 80℃・2分(酵素の失活)
CTU-Nでこの反応を実行するためには、取扱説明書に従って以下のように入力します。

各ステップは「セグメント」と呼びます。「Cont」は直前に設定した温度(ここではセグメント4の4℃)を維持するという意味です。また「r 1」はこの場合、セグメント1~4を通しで計1回行うという意味です。仮に2回繰り返したい場合は、r 2と入力しますが、LAMP法では必要ありません(デフォルトではr 1となっています)。最後の4℃での保冷は任意です。反応終了後、すぐにサンプルを取り出せない場合などに設定しておくと便利です。

●「0 min」と設定する理由
これはCTU-Nの装置としての最大の能力で温度を上げ下げしたい場合に、このように入力します。これにより、温度の移行がスムーズになります。

●下線部の箇所(セグメント3)について
CTU-Nが備えているプログラム機能は簡易的なものであるため、設定温度に到達する前から時間のカウントダウンが始まります。室温環境の場合、65℃から80℃に移行するためには3分弱の時間を要します。したがって、下線部の時間は、本来は2分ですが、この昇温時間を加味して5分と設定します。
LAMP法は60~65℃で行われる反応です。室温環境下では、80℃までの昇温時間は60℃からでも65℃からでもあまり違いがないので、仮に60℃で反応を行った場合でも、3分を加味しておけば問題ありません。
これらの条件は基本的に室温(20~25℃)でのものです。極端に温度が高い場所や低い場所では異なりますので、本製品の取り扱いは空調の効いた室内で行ってください。

停電時の操作について

Q.

プログラム運転中に瞬間停電および停電した場合は、どうなりますか。

A.

通常の停電や瞬間的な停電によりプログラム運転の途中で装置が停止しても、停電が回復した際に、停止した時点で実行中だったセグメントの最初から運転を再開します(「セグメント」については「プログラム機能の使い方について」を参照してください)。

例えばLAMP反応において65℃・1時間の増幅反応=セグメント1が終わり、80℃での酵素失活ステップへの移行=セグメント2を経て、酵素失活を実行=セグメント3の途中で停電した場合は、セグメント3の最初からやり直す(停電が回復した時点から時間のカウントダウンがやり直しになる)かたちになります。なお、完全に長い時間停電した場合は、運転の再開に関わらず、反応途中で止まった増幅反応はその結果に疑問がありますので、実験をやり直すことをお勧めいたします。

反応用のマイクロチューブについて

Q.

反応用のマイクロチューブは、どのメーカーのものを使えばよいのでしょうか。

A.

2003年4月現在、確認ができている主なものは、Loopamp反応チューブ(栄研化学)・SnapStrip 8-Strip PCR Tube(フナコシ 品番3240-00)などですが、一般的な0.2 mLサイズのPCR用マイクロチューブ(8および12連を含む)であれば、大抵はセットできます。また、プレートでしたら、PCRプレート(コーニングインターナショナル 品番6551)・Thermo-Fast 96 PCR Plate(日本ジェネティクス 品番AB-0900)などがセットできます。
なお、遺伝子増幅反応で重要な温度精度を高めるため、マイクロチューブおよびプレートは「PCR用」と銘打っている肉厚が薄いものを使用してください。

保証書発行申請書について

Q.

製品に同梱されている「保証書発行申請書」とは何ですか。

A.

タイテック製品をお買い上げになったユーザー様に、よりよいサービスをお届けする為の弊社システムの一環です。「保証書発行申請書」にご記入の上、投函して頂きますと折り返し「保証書」をお送りいたします。戴いた情報は厳重に管理され弊社内においてのみメンテナンスや商品開発の貴重なデータベースとして活用されます。ご面倒ではございますがご理解の程宜しくお願いいたします。

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