遺伝子検査 トマト黄化葉巻病診断キット
製品名
製品説明
トマト黄化葉巻病診断キットは、LAMP 法を利用してトマト黄化葉巻病の病原ウイルスであるトマト黄化葉巻ウイルス(TYLCV: yellow leaf curl virus)が存在するかどうかを検査、判定するためのキットです。きわめて感度の高い方法 ( LAMP 法 ) を利用していますので、トマト黄化葉巻病の早期発見、防除対策に有効です。
トマト黄化葉巻病診断キット Ver. 2 は、検査溶液を増量することで従来製品よりもさらに取扱いやすく、結果を判別しやすい使用方法に改良されています。
キットの内容
製品コード | NE0011 トマト黄化葉巻病診断キット(従来品) NE0021 トマト黄化葉巻病診断キット Ver.2 |
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包装 | 50テスト分 / 10テスト分 |
貯法 | -20℃に保存 / -20℃に保存 |
有効期間(納品日より) | 6カ月 |
NE0011 トマト黄化葉巻病診断キット(従来品)
ウイルス検査液 | 230μL | ×1 tube |
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TYLCV酵素液 | 15μL | ×1 tube |
蛍光発色液 | 15μL | ×1 tube |
陽性コントロール | 25μL | ×1 tube |
ミネラルオイル | 1,000μL | ×1 tube |
検査用チューブ | ×50 tube |
NE0021 トマト黄化葉巻病診断キット(Ver.2)
ウイルス検査液 | 230μL | ×1 tube |
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TYLCV酵素液 | 15μL | ×1 tube |
蛍光発色液 | 15μL | ×1 tube |
陽性コントロール | 5μL | ×1 tube |
ミネラルオイル | 400μL | ×1 tube |
検査用チューブ | ×10 tube |
お届け方法
株式会社ニッポンジーンでは、ドライアイス梱包で製品をお届けいたします。 納品当日、製品を確実にお受取りいただき、到着次第できるだけ早く-20℃フリーザにて保存してください。
販売元/製造販売元
製品解説
トマト黄化葉巻病とは
トマト黄化葉巻病は 1990 年代半ばに日本国内に侵入したトマト黄化葉巻ウイルスの感染により引き起こされるウイルス病です。トマト黄化葉巻ウイルスはジェミニウイルス科ベゴモウイルス属に分類され、環状一本鎖DNA をゲノム DNA として有しています。トマト黄化葉巻ウイルスが感染したトマトは葉の黄化や萎縮による生育不良を起こし、その結果、トマトの収穫量が減少します。現在、様々なウイルス防除対策が講じられておりますが、トマト黄化葉巻ウイルスを媒介するシルバーリーフコナジラミは非常に微少な害虫であり、発見、駆除が困難であることから、被害は拡大の一途をたどっています。
製品補足
LAMP (Loop-mediated Isothermal Amplification) 法は、栄研化学株式会社により開発された日本産の等温遺伝子増幅法です。
本製品は研究用試薬または食品・環境分析を目的とした検査に使用するための試薬です。ヒト、動物の医療、診断またはその補助を目的としては使用しないでください。