FL Green Intercalation Mix

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FL Green Intercalation Mix

製品名

FL Green Intercalation Mix

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製品説明

FL Green Intercalation Mixは、Loop-mediated Isothermal Amplification(LAMP)法による等温核酸増幅蛍光検出用試薬です。

本品は、二本鎖DNA結合性蛍光色素※1、耐熱性無機ピロホスファターゼを含んでおり、LAMP法により増幅したDNAを蛍光検出装置※2によって検出することができます。
LAMP法用増幅試薬と組み合わせて使用することが可能です(LAMP法用増幅試薬は別途ご用意ください)。

  • 1 励起波長: 450-500 nm (Max. 487 nm)、蛍光波長: 480-560 nm (Max. 503 nm)
  • 2 本品は、リアルタイムPCR装置等の蛍光検出装置に対応した試薬です。LAMP法専用リアルタイム濁度測定装置(栄研化学株式会社 Loopamp EXIA®、LA-320C、RT-160C / 株式会社ニッポンジーン エンドポイント濁度測定装置LT-16)には使用出来ません。

キットの内容

製品コード NE6071
包装 750 µl
貯法 -20℃、遮光保存

お届け方法

株式会社ニッポンジーンでは、ドライアイス梱包で製品をお届けいたします。 納品当日、製品を確実にお受取りいただき、到着次第できるだけ早く-20℃フリーザにて保存してください。

販売元/製造販売元

販売元:富士通Japan株式会社販売サイト:e Genome Order(イーゲノムオーダー)

製造販売元株式会社ニッポンジーン

実験例

FL Green Intercalation Mixを使用した蛍光検出

Loopamp®DNA増幅試薬キット(栄研化学株式会社)との組み合わせ使用例

(1)Loopamp®DNA増幅試薬キットの組成に、LAMP法用プライマーセット L. londiniensis (Code No. NE2011)および本品を2.5 µL (10x)、Positive Controlとして鋳型DNA、Negative Controlとして蒸留水を添加した反応液 (25 µL)をそれぞれ調製し、リアルタイムPCR装置LightCycler® 96を使用して、65℃で60分反応を行った。(検出時間: 12.9分)

図1(a)増幅曲線

図1(a)増幅曲線

図1(b)融解曲線解析

図1(b)融解曲線解析

(2)Loopamp®DNA増幅試薬キットにLAMP法用プライマーセット L. londiniensis (Code No. NE2011)、Positive Controlとして鋳型DNA、Negative Controlとして蒸留水を用いて反応液 (25 µL)をそれぞれ調製し、65℃で60分反応を行った。検出は濁度測定装置を使用した。(検出時間: 15.4分)

図2 増幅曲線

図2 増幅曲線

結果
・本品を添加することで、LAMP反応を蛍光検出できるようになった。
・濁度検出よりも蛍光検出の方が検出時間は早くなった。※3

  • 3 プライマーセットによって、検出時間の短縮幅は異なります。

Loopamp®DNA増幅試薬キットD (栄研化学株式会社)との組み合わせ使用例 (RT-LAMP)

Loopamp®DNA増幅試薬キットDに、LAMP法用プライマーセット Mumps Virus (Code No. NE2031) および本品を1.25 µL (20x)、AMV Reverse Transcriptase(ニッポンジーン) 0.5 U、Positive Controlとして鋳型RNA、Negative Controlとして蒸留水を添加した反応液 (25 µL)をそれぞれ調製し、 LAMP法用測定装置 LF-8 Plus(ニッポンジーン)にて63℃で40分反応を行った。

図3(a)増幅曲線

図3(a)増幅曲線

図3(b)会合曲線解析

図3(b)会合曲線解析

結果
・本品を20xで使用することで、LAMP法用測定装置 LF-8 Plusで蛍光検出による測定が可能であった。
・本品を使用して、RT-LAMP反応の検出が可能であった。

製品補足

※LAMP法は、栄研化学株式会社により開発された日本産の等温遺伝子増幅法です。
※本品は既存の増幅試薬およびプライマーセットの性能を保証するものではありません。

注意

本製品は研究用試薬または食品・環境分析を目的とした検査に使用するための試薬です。ヒト、動物の医療、診断またはその補助を目的としては使用しないでください。

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