Loopamp プライマーセット 冷水病菌

2014年3月25日をもって販売終了となりました。

冷水病は、Flavobacterium psychrophilum　(以下、冷水病菌）が原因の細菌感染症で、もともと北米で水温の低い時期に発生するマスの病気として知られていました。日本では1987年に徳島県の養殖場で、琵琶湖産の稚アユが冷水病菌により大量死したことで確認され、その後全国に広がりました。全国各地の養殖場で発生しており、また河川でも冷水病菌に感染した稚アユが放流されることで、他のアユにも感染し毎年多くの被害が出ています。冷水病菌はアユだけでなくサケ・マス類にも感染し、症状として鰓や内臓の貧血が主で、体側や尾部に潰瘍症状（いわゆる穴あき）を示すことが多く、死亡率が高いのが特徴です。

この冷水病菌の確認、検出の方法には培養法とPCR法がありますが、時間や操作性が課題とされていることから、より迅速、簡便な検出方法が求められていました。

本試薬は、Loopamp DNA増幅試薬キットと組み合わせて使用するプライマーセットで、簡便かつ迅速に冷水病菌（Flavobacterium psychrophilum）の検出ができます。

本試薬の使用方法につきましては、製造販売元サイトのLAMP法の製品・技術情報[Eiken GENOME SITE]（下記）の製品取扱説明書をご参照ください。

栄研化学株式会社では、製品を安定した品質でご提供するため、「クール宅急便（冷凍タイプ）」にてお届けしております。

【パンフレット】プライマーセット 冷水病菌

【パンフレット】プライマーセットシリーズ

販売元：富士通Japan株式会社販売サイト：e Genome Order（イーゲノムオーダー）

製造販売元：栄研化学株式会社LAMP法の技術・製品情報：Eiken GENOME SITE